電線サイズと許容電流(IV・VVF)
日本の電気設備基準に基づき、30°C条件で600V IV電線とVVFケーブルの許容電流を確認する表です。電線種類とサイズを選び、同一管内に多数の電線を収める場合は該当する電流減少係数を適用します。
使用電流 = 基本許容電流 × 電流減少係数(条数)× 周囲温度が30°Cと異なる場合の温度補正。
単線 — 導体径別| 導体径 (mm) | 許容電流 (A) |
|---|
| 1.2 | 19 |
| 1.6 | 27 |
| 2.0 | 35 |
| 2.6 | 48 |
| 3.2 | 62 |
| 4.0 | 81 |
| 5.0 | 107 |
より線 — 断面積別| 断面積 (mm²) | 許容電流 (A) |
|---|
| 2 | 27 |
| 3.5 | 37 |
| 5.5 | 49 |
| 8 | 61 |
| 14 | 88 |
| 22 | 115 |
| 38 | 162 |
| 60 | 217 |
| 100 | 298 |
電流減少係数 — 同一管内の条数| 電流を流す電線数 | 係数 |
|---|
| 3本以下 | 0.70 |
| 4本 | 0.63 |
| 5〜6本 | 0.56 |
| 7〜15本 | 0.49 |
VVFケーブル(JIS C 3342)— 心線数別| 導体径 (mm) | 2心 (A) | 3心 (A) |
|---|
| 1.6 | 18 | 15 |
| 2.0 | 23 | 20 |
| 2.6 | 32 | 27 |
IV:数値は電気設備技術基準の解釈 第146条および内線規程(JEAC 8001)による。基準条件は単線1条・気中・30°Cで、構造はJIS C 3307。同一管内に複数条を収める場合は電流減少係数を乗じ、30°Cより高温ではさらに温度補正が必要。VVF(60°CビニルシースケーブルJIS C 3342)は内線規程/JCS 0168による値で、心線数を織り込み済みのため裸のIVより低く、上記の電流減少係数は重ねて掛けない。本表は目安であり、実際の設計は施工方法・ケーブル種別・適用規格による。
よくある質問
負荷電流だけで電線サイズを選べますか。
できません。電線種類、布設方法、温度、電流減少係数を考慮した許容電流以下にする必要があります。表の該当区分を確認し、電圧降下と保護も別途確認してください。
IVの単線とより線はどの列を見ますか。
単線は導体径、より線は公称断面積mm²(sq)で区分します。該当する表区分を選び、同じ行の許容電流を確認してください。
表のVVF値に電流減少係数をさらに掛けますか。
この表のVVF値には重ねて掛けません。心数別に示しているため、2心または3心の該当行を選び、実際の布設条件を確認してください。
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